Mido Labo vol.10 顔合わせ

皆さま、お疲れさまです。松井みどりです。


vol.10の顔合わせがありました。ヨネックスは他のお芝居の稽古中、ニヤさんは体調不良で、集まったのはつっちー、けんちゃん、演出、照明の金くんと私の5名でした。


今回はもともと出演が5名と、前回までと比べるとかなり少ないのですが、さらに欠席者がいて、こんな感じ…。なぜかカメラ目線のつっちー(^^;;


当然、他の人が欠席者の分を代わりに読みながら、ということにはなりましたが、2本とも最後まで通して読みました。まずはどのくらい時間がかかるかを知りたかったので。私がひとりで読んで大体のタイムはわかっているものの、人が変わるとタイムも変わるので、まずはその確認です。


それから、演出からイメージの確認がありました。特に「緋色の記憶」の方は、出演する役が多いので、それぞれに対する演出のイメージを聞きました。大きく逸れたものはありませんでしたが、もう少しこういう方が…という部分は、それぞれに稽古スタートまで詰めてくることになります。


一応、私はプロデューサーなので、私の今回の公演に関する考えもお話させてもらいました。全員いないので、またどこかでお話しすることになるかとは思いますが。


今回の2つの作品は、どちらも私が「いつか読みたい!」と思い、ずーっと温めていたものです。なので、私が読んだ文庫本は、もう販売してなかったりします。それくらい前から、いつか機会があれば…と思っていたものなのです。


「緋色の記憶」は、とにかくその構成が新しい。どこまで事前にお伝えするか考えていますが、主人公の女性の過去の真実に迫る手法が、とても面白いと思ったのです。そして、その書き方が秀逸。ああ~、このあたりもどう書いたらいいか…とにかく、少し変わった展開をするところが気に入りました。ただ、ひとりで読むのは違うかな…と思っていたので、今回のようにMido Laboとして人が集まってくれるのは、とてもありがたいです。


「遠い記憶」は、もうラストの3ページ!この衝撃のラストが素晴らしい!そこまでもあっという間なんですが、この最後の畳みかけるような流れは、なかなか他では見られません。ラストに向けて、どうやって皆さんの想像力を刺激し続けることができるか…そのあたりが上演するにあたっての課題だと思います。この高橋克彦さんは怪談なども書かれている方なので、私はかなり好きな作家さんですよね。


今回は他の舞台を抱えている人が多いため、顔合わせが早めにありました。稽古は3月開始予定なので、ここからは少し間が空きます。が、やることはたくさんあるので、個人稽古で詰めていきたいと思っています。


とにかく、面白くなると思いますので、どうぞお楽しみに!詳細は下記へお願いします。


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ナレーター・役者・舞台朗読コーチの松井みどりが インプットしたことをアウトプットします

松井みどり

元フジテレビアナウンサーで、現在はナレーター、役者、講師、メンタルコーチ。ナレーターとしては、テレビ、ラジオのナレーションなど、声を使った仕事全般に従事。役者としては、「Mido Labo」「家族草子」を始めとした舞台に参加。他に、セミナー講師として、その人を素敵に表現する話し方を伝えたり、「やりたいことがある!」と思っている人をプロコーチとしてサポートしたりしてます